総務部は、経理・人事・法務・その他企業の運営に関わる業務を幅広く行い、社員一人一人を支えています。社内で何か問題が起きると、まず総務部に連絡が入ります。私たちが明確かつ迅速に対応できれば、その分お客様にも同様のサービスを提供できるはずですから、開発・製造・営業などお客様と取引をしている部署の社員がスムーズに業務を行えるよう、最適な対応を心掛けています。
また、総務の中でも役割が分担され、経理、法務などの担当スタッフがいますので、それぞれの知識によって幅広くアドバイスをすることもできますね。ただ、もし担当スタッフが病気などで長期休暇をとった場合に、その人しか分からない問い合わせがあると対応が遅れてしまいます。日頃から部署内で知識の共有を心掛け、100％は難しいとしても60～70％の共有ができるように、実際に勉強会を開くなどお互いの知識を補う努力をしています。

私たちは会社の決定を社員に周知させ、実施をお願いすることが多く、一人ひとりに納得してもらうためにも、豊富な知識と論理的に説明する力が必要になります。個人の能力を高めることはもちろん、日頃から社員全員とコミュニケーションをとることも重要ですね。
喫煙所やレストルーム、美化活動をはじめとする委員会などの場では、みんなもリラックスしているのでコミュニケーションがとりやすく、仕事場で話しているときより様々な声を聞くことができます。
最近では、クールビズ対策として、ポロシャツの導入が実現しました。通常の半袖シャツより通気性が良く快適に作業できるようにと、これも社員の声を反映して会社に提案した結果です。社員が高いモチベーションを維持し、気持ちよく働ける環境をつくること、そこに私たちの価値があると思っています。

総務部こそ足を使わなければならないと考えています。総務部はデスクワークというイメージが強いかもしれませんが、現場で直接物事を見ることによって、社員が何を求めているかを的確に把握できますからね。ですから、積極的に日頃から足を使って、一人ひとりと接することを心掛けています。
また、この部署は飛びぬけて良いことや悪いことが、あってはいけないのかなと思います。悪いことが起こらないように、事前にリスクマネジメントをするなど、自分たちは後ろに一歩下がって、「うまくいった」という声を聞くのが一番ではないでしょうか。
総務部の仕事は開発と違って形が残るわけではないですし、営業のように数字的な成果を出しているわけでもありません。だからこそ、提供したサービスに対して、ありがとうって言われるのが喜びですね。私たちは身近な総務部員として、現場とは違った視点からジェイ・ティを支え、これからもあらゆる変化に柔軟に対応していきたいです。