ホーム > ジェイ・ティについて > ジェイ・ティってどんな会社? 営業事業部 調達
お客様への納品計画に合わせ、スムーズに生産が行われるよう部材調達・手配を行うことが、調達課の大きな役割です。
私は中国工場の生産準備や生産スケジュールの調整を行っていて、調達や手配をしている部材は主に、基板製造に使用する基板の金型、電子部品、ハーネスなどです。
これらの部材は残れば残るほどお客様にもジェイ・ティにもマイナスになってしまうので、なるべく残らないように調達・手配をしなければなりません。ただ、基板ごとに使用する部材は違うため使い回しができず、毎回最小限のゆとりを確認しながら手配するようにしています。お客様の生産に間に合わないといった一番悪い事態は避けたいので、常に正確な判断が必要です。そのためにも、お客様からの生産計画に関する情報をどれだけ得られるかということと、経験の積み重ねが重要だと思います。
私は前職でも同じような部材の手配を行っていて、この会社に移った当初も日本国内を中心に同様の業務をしていました。これらの経験から学んできたことは、現場とのコミュニケーションの大切さです。部材は、中国側と日本側でそれぞれ手配するものがあるので、双方の担当者になるべく正確な情報を迅速に送り、生産準備を緻密に行いながら基板製造ができるようにします。中国工場には工員の指導をしている日本人の工場長が常駐していますので、工場長と電話やメールで緊密にやりとりをしていますね。
高品質・低コストで製品をお客様に提供するためにも、中国と日本の正確な状況把握がスムーズな生産に繋がってきます。今後、パチンコの盤面にある役物部分などの部品に関しても、中国工場での生産に力を入れていく予定ですので、さらに情報共有を徹底し、製造精度の向上を図っていきたいと考えています。
お客様あってのジェイ・ティだと思っていますので、お客様からのどんな要求にも応えられるよう常に集中力をもって作業を行っています。
生産スケジュールは固定的ではなく、個数の増減や、予定期日の変更が発生することもありますので、集中力を保っていないと柔軟な対応はできません。最も怖いのは、生産や納品が間に合わないということですからね。
以前、あらゆる部品を手配し、すでに工場側とのスケジュール調整までしていたのですが、工場側が人員不足。僕も製造ラインのヘルプとして入るなど、そのときはとても大変でした。ですが、初めて納品以外の全ての作業に関われたことは、良い経験になったと思っています。
今後は中国工場と関係をより深めつつ、さらに広い視野で新しいビジネスモデルの構築を目指していきます。そのためにも、まずは自分に与えられた業務を正確にこなしていき、確実にステップアップを図っていきたいと思っています。