ホーム > ジェイ・ティについて > ジェイ・ティってどんな会社? 開発事業部 システム開発
私は現在、パチンコホールに関する監視カメラシステムの開発チームの一員として、IPカメラのセットアップ作業を効率化するためのプログラムを開発しています。例えば、百台以上もある監視カメラのセットアップを一台一台手作業で行うと、膨大な時間が掛かりミスも起こりやすくなりますよね。ですから、こうした問題を、ボタン一つで簡単に解決できるようなプログラムを作っています。開発の際には、どのプログラムも一通り形になった段階で、チーム内で複数のメンバーにチェックをしてもらい、不具合や間違った動作(バグ)を組み込まないよう、動作確認などのチェックを厳重に行っています。
また、システム開発の仕事は室内作業というイメージが強いかもしれませんが、実はデスク以外での作業も幅広く行っています。設置現場の見学や、インカムの電波が実際にどのくらいの強さで飛んでいるのかを測定するお手伝いに行くこともあります。他にも、自分でLANケーブルの手直しや、展示会用に新機能の搭載を行うなど、社外での作業も多く、吸収すべきことは日々たくさんありますね。
開発の中で問題になりやすいのは、カメラの台数が多いために負荷が高くなってシステムが落ちてしまうことや、カメラ動作の不具合などです。システムに不具合や問題があったとき、まずは営業担当の社員が現場に行って調整するのですが、原因が分からない場合は私たち開発担当者が対応します。ただ日中はホール様が営業中ですので、現場での修正作業は行えません。ですから、社内で現場と同じような環境を整えて同じ不具合を起こさせ、状況を再現することで原因を探り修正していきます。
そんなときに、自分の読みが当たって不具合が直り、スムーズに動いたときはうれしいですね、達成感もあります。
以前、自分ひとりでは不具合の原因がなかなか分からず、上司や同僚の意見を参考にしたり、話し合いから原因を究明したことがありました。基本的には個人作業なのですが、不具合や問題の早期解決のためにも、知識と意識の共有を自然に行える環境が整っていることも弊社の良さだと思っています。
IPカメラのセットアップの現状を知るために、設定現場へ視察に行く場合もあります。実際に設定作業を見て自分でも触ることで、どのポイントで一番時間が掛かり、どこに短縮できる余地があるかなど、身をもって知ることができます。自分で設定をしてみることで、人の作業に時間が掛かるのか、機械の処理に時間が掛かるのかということも分かりますね。普段は全体の一部分を作業していますが、設定現場に立ち会えるということは、全体の動きを把握できる良い機会です。
まだプログラム経験は浅いですが、こういった場での経験を大切にし、もっと監視カメラに関する知識を深めていきたいです。展示会にも積極的に参加しながら、他分野で得た知識も新規アイデアに取り組み、そして誰が見ても分かりやすいような無駄のないプログラムを作っていきたいと考えています。